ヒストリー 〜スパイスビスケット「レッカリー」の家〜

1903年、アメリカに移住しようとしていた若き実業家アンドレ・クラインは、ふと立ち寄ったバーゼルで15世紀から地元の人々に愛され続けてきた伝統菓子「レッカリー」という名のスパイスビスケットに出会いました。その美味しさに魅了されたアンドレはバーゼルに留まり、翌1904年「レッカリー」を世界で初めて工業生産する<レッカリー・フース>を設立しました。
「レッカリー」はスイス・ドイツ語のレッカー(「美味しい」の意)を語源に持ち、「フース」は「家」のことです。
バーゼラー・レッカリー 〜国民食!? 「バーゼラー・レッカリー」〜

スイスでは「バーゼラー・レッカリー」の認知度は85%、そして70%の人が<レッカリー・フース>発祥のレシピと認識しています。実際には「レッカリー」は、中世の特権階級であった修道士が、ヨーロッパにはない海外のスパイスをふんだんに使って作ったものでした。
今日のスイスでは、「レッカリー」はエナジーフーズとして老若男女問わず多くの人に愛されています。卵を使わずたっぷりのハチミツをつなぎで作るので、日本のお菓子にはないしっとりねっしりした食感がとても特徴的です。
キャラメルト 〜サクサク これがキャラメル?〜

ミルクの国でもあるスイス。伝統的なデザートといえば、ミルクとキャラメリゼした砂糖で作るクレム・キャラメルです。昔からストーブの上で作られて来ましたが、地域によって家庭によってその食感は全く異なります。ある家ではモチモチ、ある家ではサクサク・・・。
そんなクレム・キャラメルをベースにして生まれたのが<レッカリー・フース>のキャラメルトです。何週間もかけてジワジワと結晶化させたその食感はキャラメルとは言えないような独特のサクサク感です。
ショップ 〜着実に増えている直営店〜

1950年バーゼル中心街に一号店をオープンして以来、<レッカリー・フース>はスイス国内に次々と直営店を開き、今日では11店にまで増えました。
Product Gallery


